シーゼンクラブ

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「きれいな海で遊び隊 海の恵み 昔ながらの塩づくり体験」に参加取材!

「きれいな海で遊び隊 海の恵み 昔ながらの塩づくり体験」に参加取材!

きれいな海から学ぶこと!大磯の海をまるごと楽しむイベント

大磯の照ヶ崎で開催されたNPO法人水と緑の環境ネットワークの会主催のイベントに参加取材してまいりました。

水と緑の環境ネットワークの会は、沢山の生き物を育む自然環境の大切さを伝え守るために、人と人、人と場所の橋渡しを目指し、さまざまな活動を行っている団体です。神奈川県内の里山再生プロジェクトや、神奈川県内・東京湾での海岸清掃や自然観察会、また、川崎市にある二ヶ領のため池の生態系保全など、それぞれの地域の自然環境を学びながら子どもたちが楽しめるイベントを1年通して開催しています。今回のイベントでは、自然豊かな大磯の海で、海岸清掃を通して環境保全の大切さを学び、塩づくりや水辺での安全な活動に欠かせないライフジャケットの着用についても体験しました。

イベントは、まず、参加者全員での海岸のゴミ拾いから始まりました。アオバトが飛来することでも有名な大磯の照ヶ崎は、横浜唯一の自然海岸、野島海岸とは比べものにならないくらいきれいです。

「きれいな海で遊び隊 海の恵み 昔ながらの塩づくり体験」に参加取材!


それでも、プラスチックの小さなゴミが流れ着いた木の枝や葦などにまぎれて、たくさん見つかりました。ペットボトルの蓋やお菓子の袋、おもちゃや食器らしきものの欠片、砕けた発泡スチロールなど、かつては私たちの生活の中で役に立っていたであろう物の残骸は、自然界では分解されることのない異物です。小さくなってもゴミとして、海岸にたくさん流れ着いていました。携帯電話や注射器を拾った子どももいました。ひとつひとつは小さなゴミでも、30分も拾うとかなりの量のゴミとなりました。

「きれいな海で遊び隊 海の恵み 昔ながらの塩づくり体験」に参加取材!


海岸を清掃した後は、この日のためにスタッフの方々が前日から準備をされた塩づくりが始まりました。はじめに、図解入りで分かりやすく示されたパネルで揚げ浜式の製塩法を学びました。そして、前日から準備されたミニ塩田に実際に海水を撒き、砂をかき起す体験をしました。

「きれいな海で遊び隊 海の恵み 昔ながらの塩づくり体験」に参加取材!


その後、塩の付いた砂を集めて、「沼井(ぬい)」と呼ばれる容器に運び入れました。その後、沼井の上から海水をかけて、砂についた塩を海水に溶かし、濃い海水を沼井の下から抜いて別の容器に溜めます。子どもたちは、何度も砂や海水を運んで、かつての塩づくりのたいへんさや塩づくりが海とどのように関わっているかを体感したに違いありません。塩を取り出すために、溜めた濃い海水はお鍋で煮詰められます。その間、参加者は水辺で遊ぶ時の注意事項やライフジャケット着用の大切さを教わりました。ライフジャケットを着ている時は、必ず仰向けになって腕を広げれば決して沈まないことや、子どもがライフジャケットを着用する場合は、ジャケットの裾につけられた股の間に通すベルトを締めることなど、着用時の注意点の説明もありました。水に落ちた際、身体の小さい子どもたちの場合、ライフジャケットが抜けてしまうことがよくあるそうです。それを防ぐために、子供用には股の間のベルトが付いているものを正しく着用することが大事なのだそうです。説明の後、子どもたちは実際にライフジャケットの着用を練習し、その後で、ライフジャケットの着替え競争が行われました。いかに正しく早く切れるかを4歳くらいの子も1人でチャレンジしました。

「きれいな海で遊び隊 海の恵み 昔ながらの塩づくり体験」に参加取材!


ライフジャケットの着替え競争とお昼休憩を終えた頃、スタッフの方々が火加減に注意しながら煮詰めた海水から塩が取り出されました。塩になる前にまずできる「せっこう」を観察することも出来ました。また、塩を取り出すときにできたにがりで豆腐づくりも行われました。出来あがった塩は、少しずつ袋に入れてお土産として配られ、子どもたちは大喜びでした。

「きれいな海で遊び隊 海の恵み 昔ながらの塩づくり体験」に参加取材!


イベントには、大磯町議会の片野議員や大磯町商工会の石井事務局長も参加されて、スタッフの方々と一緒に塩づくりや片付けなど協力されていました。
大磯町は面積17.23平方キロメートル人工約33,000人弱の歴史ある町です。明治以降、数多くの要人、著名人の別荘が建てられた町でもあり、今も落ち着いた佇まいが魅力的です。きれいな海岸で遊び、名所を訪ね、美味しいものを食べてと、1日過ごすのにとてもよい所です。毎月第3日曜日には、大磯町全体が市となる「大磯市&さかなの朝市」が開催されます。
水と緑の環境ネットワークの会では、今月の第3日曜日10月21日に大磯海岸で海岸清掃と定置網体験と大磯市を楽しめるイベントを開催します。地引網と違って、定置網の体験はなかなかできません。大磯町、大磯商工会、大磯漁業協同組合などの方々の協力のもと実現したイベントです。その他にも、10月27日には「二ヶ領のため池清掃と自然観察会」、11月30日には「星空観察会」が開催されます。ぜひ水と緑の環境ネットワークの会のホームページをチェックしてみて下さい。
なお、大磯の観光や大磯市&さかなの朝市にご興味のある方は、大磯町産業観光課運営管理のこちらのHPをご覧ください。

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