自然素材主義研究所

生活に役立つ自然素材の可能性をみんなで追求していくコミュニティの場。

自然素材ストーリー

第20回 エコプロ2018 取材レポート

SDGs時代の環境と社会、そして未来へ

2018年12月6日~8日の3日間、東京ビッグサイトにて、第20回 エコプロ2018「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ」が開催されました。エコプロ2018は、環境問題を中心に様々な社会で発生している問題や課題を解決するイベントとして展開し、今年から初めてインフラの老朽化対策やIoT、AIを活用したインテリジェント・インフラを出展対象とした新規展示会「社会インフラテック2018」が同時開催された総合展示会で、3日間の来場者数は16万2千名以上にも上りました。出展者は日本の各業界を代表する先進企業のみならず、行政・自治体大学・研究機関、NPO・NGOなど約650社・団体が参加しました。環境に配慮した様々な製品やサービスが展示されていた中で、編集部が注目したイベントや商品についてご紹介いたします。

■学習のための展示


様々の企業や団体による体験型の展示には、多くの来場者でにぎわっており、特に「新日鐵住金グループ」の集められたごみの中から、磁石を使って鉄を選別しリサイクルに生かすデモンストレーションや「レンゴー株式会社」の段ボールで作った博物館の中で環境配慮型素材段ボールは、わかりやすく・楽しんで環境問題を学べるブースで子どもたちが集まっていました。

第20回 エコプロ2018「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ 取材レポート」

■株式会社アレッポの石鹸

第20回 エコプロ2018「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ 取材レポート」アレッポの石鹸は、3昼夜釜で焚き、ゆっくりと作られ始めます。釜で焚いてからひとつひとつ積み上げられ、最初は緑色の表面が徐々にアメ色に変わっていき、1~2年以上の熟成期間をおきます。アレッポの石鹸は髪の毛も含め、全身に使えます。添加物や香料は一切使われていません。主原料であるオリーブオイルは、人間の肌の脂肪酸とよく似た組成をもつオレイン酸を多く含んでいます。そのため、汚れを落としつつもスクワレン等の成分も含まれており、洗い上がりのお肌になめらかな潤いを残してくれます。

■有限会社レオン・インターナショナル

第20回 エコプロ2018「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ 取材レポート」日本全国で増えすぎた鹿による食害が社会問題になっており、農作物への被害は年間60億円にもなります。また草や樹皮を大量に食べる為、山の貴重な動植物が失われ続け、それに伴い鹿は年間50万頭が害獣として駆除されています。その上で駆除された鹿のほとんどは森へ遺棄されるか廃棄物として処分されているのが現実です。有限会社レオン・インターナショナルは、害獣といえども命をいただいている以上、資源として活用することをブランドコンセプトにしています。さらに、山梨県産業技術センターと共同でクロムやアルデヒド系薬品等、人体に有害な物質を使わず、生分解性のある薬品を使うことにより環境への負荷の少ない安全ななめし技術を行い、白くなめした鹿の皮製品等、人と自然にやさしいレザーブランドです。


■株式会社BLUE

第20回 エコプロ2018「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ 取材レポート」カナダ製のビーズワックスラップ「abeego」は一般的なラップとは違い100%天然素材で作られていて程よい通気性を保ち、蜜蝋やホホバオイルの天然の保湿性と抗菌性により、食品の栄養素や酵素の持ちを良くし、食材の鮮度をより長く保て、洗って繰り返し使えるのが特徴です。使い方は、食材を包んだりボウルを覆ったり従来のラップと同じです。その都度使い捨てるタイプのラップはごみが増えてしまう原因にもなりますが、ビーズワックスラップ「abeego」は、土に還らせることも可能なサスティナブルな商品です。



昨年、開催された「国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)」で、日本は2030年までの温室効果ガスの削減目標を2013年度比でマイナス26%とすることを掲げています。国内外で持続可能な社会に向けた取り組みが一層加速していく中、みんなの地球を次の世代へ残していくためにできる活動を知るきっかけとして、さらに誰もが取り組める消費対策等を紹介する展示会でした。

100%自然素材主義 編集部

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