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通信講座No.005 「便座が冷たいと思いませんか?」

講座No.005-2 「自分でできるトイレのリフォームのポイント」

前講座では、トイレのヒートショック対策のひとつとして、便器や便座の機能を利用することを説明しました。自分で便座を交換しようと思われたら、まずは下記の事項を確認しましょう。

□ トイレにコンセントはありますか?

暖房便座や温水洗浄便座は電気製品です。コンセントがないと使用できません。コンセントを新設する場合は、必ず電気工事の資格保持者に依頼しましょう。

□ 図1のA、B、C、Dはそれぞれ何mmですか?

「自分でできるリフォームポイント」便器・便座の取扱説明書があれば記載されている場合もありますが、なければ採寸しましょう。

□ 図1のD部分・取り付けピッチは14cm(140mm)ですか?

140mm以外の便器は、取り付けできません。

□ 便器のサイズは大型(エロンゲート)ですか?標準(レギュラー)ですか?

図1のBが440mmは標準サイズ、470mmは大型サイズです。(前講座No.005-1の図7を参照)サイズにあった便座でなければ取り付けできません。

□ 図2のように、取り付けがボルト式ですか?

□ 隅付タンク式ですか?背面タンク式ですか?

図3~4を参考に、タンクの形式に合せて採寸しておきましょう。

□ タンクと便座が一体式ではないですか?

一体式のものは取替えできません。

「自分でできるリフォームポイント」

以上の確認が終わったら、いよいよ便器を購入します。ホームセンターなどで購入する場合は、採寸結果をメモして行きましょう。購入の際に、メモを見せて店員さんに再確認してもらえば安心です。
次に、便座の交換に必要な道具を用意します。図5を参考にしてください。ただし、図6のようなスパナなどの工具類が製品に付属されていることもありますので、道具を購入する場合は、製品の梱包内容を確認してからにしましょう。

用意する道具

  • モンキーレンチ(またはプライヤ)
  • バケツ
  • ドライバー

「自分でできるリフォームポイント」

購入する製品は、同梱されているリストと照らし合わせて必ず梱包内容を確認しましょう。通常、図7や図8のような付属品がついています。もし、梱包内容に含まれていない場合、購入する必要があるかどうかも確認しましょう。
「自分でできるリフォームポイント」

製品と道具が揃ったら、いよいよ作業に入ります。ここでは、温水洗浄便座を例に説明します。

1.はじめに

まず、止水栓を閉めます。水が吹き出ないように、作業前に必ず閉めましょう。
止水栓の種類によって水の止め方が違います。下記を参考に行ってください。

一般的なアングル止水栓

図9がアングル止水栓です。このような栓の場合は、ハンドルを(またはドライバーで)右に回して水を止めます。

「自分でできるリフォームポイント」

内ネジタイプ

「自分でできるリフォームポイント」図10が内ネジタイプの例です。このような栓の場合はコインで締めます。
このタイプの栓に温水洗浄便座を取り付ける際は、一般的にフレキホースや分岐継手などが必要になります。

2.次に今付いている便座・便ふたをはずします。

図11のようにロータンク側についている便座と便ふたを固定しているネジをはずして、便座と便ふたをはずします。

3.温水洗浄便座を取り付けます。

取り付け部分の汚れを取り除き、交換する温水洗浄便座をはずしたところに乗せ、ボルトとナットで確実に固定します。製品によっては、固定する部分に付属品を取り付けるものもありますので、製品に付属されている取扱説明書等を確認しながら取り付けましょう。

4.次のステップは、止水栓の種類によって違います。

アングル止水栓の場合

付属の工具かモンキーレンチまたはプライヤとドライバーを使い、図12のように回して止水栓の手前部分をはずします。この際に、配管内の残水で床がぬれないように下にバケツを用意しておきます。はずした部分に図13のように分岐金具を取り付けます。

「自分でできるリフォームポイント」

内ネジタイプの場合

図14のように止水栓と給水管のナットをゆるめ、給水管をはずします。この際に、配管内の残水で床がぬれないように下にバケツを用意しておきます。給水管をはずしたら、図15のように止水栓に分岐継手、分岐金具、フレキホースを取り付けます。

「自分でできるリフォームポイント」

5.給水ホース(連結ホース)を取り付けます。

「自分でできるリフォームポイント」前項のように分岐金具等を取り付けたら、図16のように便座と分岐金具を給水ホース(連結ホース)で接続します。

6.使用前にチェックしましょう。

水道の元栓、止水栓を開き、電源コードをコンセントに差し込んで正しく動くか確認してください。また、取り付けた部分に水漏れがないかよくチェックしましょう。

以上が一般的な温水洗浄便座の取り付け手順です。製品によって、多少方法が違うこともありますので、必ず取扱説明書を読むようにしましょう。

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