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通信講座No.090 「お庭の雑草でお困りではありませんか?」

講座No.090-1 「自分でお庭の雑草対策にチャレンジしてみましょう」

お庭を自分好みにアレンジするガーデニングは、心の癒しになり、コツコツと手入れをしたかわいい植物や花たちに囲まれるのは楽しいものですが、大切なお庭に望まない植物が生えてほしくはありません。そこで雑草を取り除くために、草むしりをはじめとする雑草対策は必要不可欠となります。草取りや草刈は、オーソドックスでお手軽なので、ご自身でなさる場合は直接的な費用はかかりませんが、体力と時間が必要となります。共働きや育児、介護などで時間が無い、腰の悪い方やご高齢で体力が無く作業が辛い場合などお庭の雑草を取り除くことができないため雑草が生え放題となります。さらに、植物の成長が早い5月~10月は、熱中症や害虫に気をつけなければならず大変な作業となります。そこで、お庭が雑草で生え放題となる前に。ご自宅でできる簡単な雑草対策の仕方をご紹介いたします。

◆雑草はなぜ生えてくるのでしょう。

それでは、雑草とはなんでしょうか。雑草という名前の植物は存在しません。辞書によると、自然に生えるいろいろな草、また、名も知らない雑多な草。農耕地や庭などで、栽培目的以外の草。と記されています。雑草でもかわいい花が咲く雑草もあり、雑草の定義は人それぞれです。それでは、そんな雑草はなぜ生えてくるのでしょうか。先ずは、雑草とうまく付き合っていくために、雑草が生えてくるメカニズムを理解しましょう。

□種をまかないのに、どうして生えてくるのでしょう。

 ①種が風に飛ばされたり、雨水に流され運ばれる。
 ②鳥やアリなどの昆虫が種を運んでくる。
 ③人の靴の裏の土に種が付着するなど、人が知らないうちに運んでくる。
 ④発芽せずに数年土に種が残っていた。
 ⑤茎や根が残って隠れている。

□雑草が生える要素は、なんでしょう。

雑草は、「太陽の光」、「土」「水」の要素があれば生えてきます。雑草を生えないようにするには、その要素をなくすことですが、屋外で「水」を断つのは難しく、「土」を露出させないようにアスファルトで完全に舗装されたほんの少しの隙間であっても生える生命力が強い植物です。

◆雑草対策にはどんな方法があるのでしょうか。

雑草対策はたくさんありますが、その中から代表的なものを紹介いたします。

□代表的な雑草対策

①雑草を刈り取る、抜く
   一番オーソドックスな方法で、ご自身でされれば費用はかかりませんが、根気が要りますし、肩こりや腰、膝の痛みの原因になる場合もあます。また、雑草が一番成長するシーズンは、暑いので熱中症や害虫に気をつけなければなりません。植木屋やプロの職人等に依頼すると費用がかかります。いずれも、一旦は綺麗になりますが、いずれまた伸びてしまうので、継続的な対策にはなりません。

②除草剤を散布する
   除草剤は、不要な植物(雑草)を枯らすために用いられる農薬で、接触した全ての植物を枯らす「非選択的除草剤」と対象とする植物を枯らす「選択制除草剤」とに分けられています。また、溶けて雑草の根っこから吸収し高さ20センチ程度のものに効果があり、一度撒くと効果が長持ちする「顆粒タイプ」と除草剤が直接付いた部分の葉を枯らす「液体タイプ」があります。「液体タイプ」は、付いた部分にしか効果がないためこれから生えてくるものには効果がありませんし、反対に枯らしたくない植物に付いて枯れてしまう場合もあります。また、いずれも雨により除草剤が流れてしまうと、効果が消えてしまうので天候を見て撒くようにすることもポイントです。
   さらに、除草剤を使う上で一番気になるのは、安全性ではないでしょうか。赤ちゃんやペットはもちろん、ご近所にも迷惑がかからないように行いたいもので、最近では、環境に優しい安全な除草剤も増えていますが、多くは化学合成物質のもので、散布時に吸い込まないよう防護マスクや肌に付着しないよう手袋や肌を覆った服装で使用するよう、細心の注意が必要となります。

自分でお庭の雑草対策

③砂利やウッドチップ、砕石、レンガ、敷石で地面を覆う
   太陽の光を防げば、雑草は生えにくくなるため、砂利やウッドチップ、人工的に加工された砕石を地面に敷き、地面を覆う方法です。ただし、薄く敷くと効果がありませんので、3~5cmの厚みに敷き詰めることがポイントです。砂利の中には、踏むと音が出て防犯効果が高い防犯専用の砂利も販売されています。ただし、重みで徐々に砂利や石、ウッドチップが沈み土が出てきて雑草が生えてきますので、毎日踏みしめる場所は、不向きです。
   レンガや敷石、タイルで地面を覆う方法は、様々なデザインの中から選択できるのでデザイン性のあるお庭に向いていますが、隙間ができやすくそこから雑草が生えてきてしまいます。砂利やウッドチップ、レンガやタイルを敷き雑草対策する場合は、次に紹介する防草シートなどと併用すると効果が継続するのでお勧めします。

自分でお庭の雑草対策

④防草シートで地面を覆う
   太陽の光を遮断させ雑草を絶やしていく、雑草対策の専用シートで、種類はたくさんありますが、構造は、大きく「不織布」と「織布」の2つに分類されます。「不織布」は、どの方向から引っ張られても強度が均一で、厚みがあり密度が高いので遮光率は高く耐久性、施工性に優れていますが、「織布」に比べて高価です。「織布」は、柔軟性があり透水性に優れていますが、織目が粗いと織目から雑草が生えてきますし、織密度により遮光率も変わり、織目が細かいほど光を通し難く防草効果が高くなりますので、敷く場所により織目の選択が必要です。いずれもほとんどが合繊で、不要になった場合は取り除き、廃棄となりますが、最近では、そのまま放置しても自然に土へと還る天然原料100%の環境に優しいものも出てきています。
   防草シートを敷く場合、いくつか注意が必要です。シートが浮き上がっていると、そこから雑草の種が入り込んでしまいシートの下で雑草が生えてしまうため、シートをピンと張り、ガーデンエッジと呼ばれる仕切りやピンを使ってシートの固定する、ピンを刺した後の小さな穴から雑草が生えるのを防止するため上から専用シールを貼り付けます。広範囲に敷く場合は、つなぎ目の部分を10cm位重ねて敷き、その重ね部分をシート用接着テープや専用接着剤を使いシート同士を接着させて雑草を抑えます。壁際の端は、何センチか長めにしておき壁との隙間を作らないなど、雑草が生えている場所を作らないことがポイントです。また、シートを敷いただけだと、シートがむき出しになって景観が悪いので、外観を良くするためとシートの浮きを抑えるため、その上に砂利やウッドチップなどを敷き詰めます。防草シートは、効果は長く続きますが、施工に時間や作業技術が必要となります。

自分でお庭の雑草対策

⑤固める土で地面を覆う
   固める土で地面を覆い雑草を防ぐ方法です。土に水をかけただけで固まる土でできた簡易舗装のようなもので、一度しっかり施工すると防草効果が高いですが、3cmの厚さでの施工は必要となります。しかしながら、固める土のほとんどが、不要になった場合、耕せば簡単に自然の土に戻り環境に優しく、効果の持続性が高い対策です。

◆雑草対策のお薦めは、固める土「赤シラス」

環境に優しく、安心安全で除草効果の持続性が高い雑草対策のお薦めの一つ、高千穂シラス株式会社が販売する「赤シラス」をご紹介いたします。

□なぜ「赤シラス」がいいの?

①お薦めの理由
   高千穂シラス株式会社は、長年にわたり南九州に分布する火山噴出物であるシラスを研究し、その特徴を最大限に活かした製品の研究開発を行ってきた会社です。「赤シラス」は、その特徴を活かした薬剤の力で植物の育成を妨げるものでなく、独自の配合により自然に固まることで、他のものとは異なる“植物に根をはらせない”“植物に栄養を与えない”100%自然素材の安心安全な雑草対策だからです。

②お薦めポイント
   ・原料すべて100%自然素材ですので、子どもやペットが触れても安全安心で、生態系への影響がなく、周囲の庭木や草花の生育を妨げません。
   ・敷いてならすだけの簡単施工、不要になれば耕すことで簡単に自然の土に戻せます。
   ・防草対策だけでなく、ぬかるみ防止や照り返し抑制の効果を発揮します。

自分でお庭の雑草対策

③防草のメカニズム
   原料である火山噴出物赤シラスは、粒度が大変細かく、多くの防草土に用いられている真砂土に粘土分(直径0.005mm以下粒子)は数%程度しか含まれないのに対し、赤シラスでは、約40%も含まれています。そのため、土自体に植物の根の伸長を阻害する働きがあり、高い防草効果が期待でき、さらに、吸水性を持ち、照り返しを抑制します。同じく火山噴出物の軽石であるボラは、透水性が高く、肥料成分が乏しいのが特徴なので、雨水を地下に浸透させ、雑草の栄養源となりません。これらの天然土に固形化材として、食品添加物や肥料としても使われる酸化マグネシウムを配合しています。

自分でお庭の雑草対策

雑草に困っているのは、お庭ばかりでなく、公園や空き地、空き家、お墓と広範囲にわたります。雑草だらけな空き地や空き家は、防犯・防災上心配ですし、夏場、普段あまり出向かないお墓は、雑草で埋めつくされているのではないかと、気がかりです。防草対策は、ご紹介した以外にもたくさんありますが、ご自身でされる場合や専門業者に頼む場合でも、一番は、素材や施工が安心で安全なもの、環境に優しいものを選択することをお勧めいたします。

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