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通信講座No.015 「地震対策はちゃんとやっていますか?」

講座No.015-1 「簡単な耐震チェックポイント」

自然のエネルギーは圧倒的で、その力を思い知されるのが地震をはじめとする自然災害です。特に地震による災害は、地震大国といわれる日本にとって、いつどこで起っても不思議ではない災害であり、平成になってから国内だけでも、マグニチュード7以上の大地震は11回も発生しています。そして、東海地震、東南海・南海地震、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、首都直下地震は間近にせまっているといわれています。備えあれば、憂いなしです。室内をはじめ、自分の家の地震対策をしっかりと考えてみましょう。
まずは、下記のチェック表を使って自分の家の耐震度を簡易診断してみましょう。

地震対策の簡単なチェックポイント」

上記のチェックはあくまでも目安ですが、チェック項目の合計点数が25点以上になった場合は、大幅な補強工事が必要と思われますので、至急専門家に相談することをお薦めします。また、合計点数が15点以上もしくは5点、4点の項目がひとつでもあれば、その点に関して出来るだけ早めに専門家に相談するとよいでしょう。
特に、1981年(昭和56年)以前に建てられた建物は、古い耐震基準で建てられているためきちんと調査してもらうことをお勧めします。正式な耐震診断は、各地方自治体に耐震診断の相談窓口などが設けられていますので、まずは問い合わせてみましょう。自治体によっては無料で受けられたり、費用の補助を受けられたりする場合もあります。例えば、横浜市では個人の木造住宅の耐震診断は市が無料で行ってくれます。市長が認定した「木造住宅耐震診断士」を派遣し、調査を行うのです。補強設計のできる建築士がいる工務店や業者で耐震診断を行っているところもあります。各自治体では、耐震診断を元に耐震改修促進事業が行われていて、耐震改修工事費用の一部に補助金を交付しています。耐震改修工事事業者を登録制にしているところもありますので、名簿で確認して耐震診断を頼むこともできます。チェック項目の擁壁や敷地に問題がある場合も、専門家に見てもらう必要がありますので、各自治体に相談しましょう。例えば横浜市の場合、まちづくり調整局宅地企画課の防災担当者が相談窓口となって、助成金制度(がけ地防災対策工事助成金制度)についても説明してくれます。擁壁が崩れて、自分の家だけではなく他人までも巻き込むようなことになっては大変です。
まずは、自分の家や敷地の現状を正しく認識することから、対策をはじめましょう。

チェックすべきは、建物ばかりではありません。阪神淡路大震災の際の死因のトップは、家屋や家具類の倒壊による圧迫死で、88%にもなります。もちろん家の倒壊は避けきれないこともあったと思われますが、家具類に関しては防げるものもあったのではないでしょうか。
あなたの家の中は、安全な空間を確保できているかチェックしてみましょう。

◆寝室、幼児や高齢者のいる部屋に家具を置いていませんか。
◆部屋の出入口付近や廊下、階段などに物を置いていませんか。
◆玄関など地震が起きた時の外への避難経路が家具などの転倒で通れなくなっていませんか。
◆火気の周辺に家具や燃えやすいものを置いていませんか。
◆家具の上や高いところに、ガラス製品やテレビなど落下すると危険なものを置いていませんか。
◆家具には重いものを下のほうに収納し、倒れにくくしてありますか。
◆前のめりより、後ろもたれ気味に家具を置いてありますか。
◆じゅうたんや畳に背の高い家具を置いていませんか。
◆電灯、額、棚など吊っているものが落ちてこないように固定されていますか。
◆キャスター付家具が揺れで移動しないように固定されていますか。
◆バルコニーやベランダなどで落下しやすい場所に植木鉢や物を置いてありませんか。
◆上下が分割している家具は、地震の揺れで外れないように連結されていますか。
◆収納物が飛散しないように、開き戸にストッパー、ガラス戸には飛散防止がされていますか。

いかがですか。あなたの家は大丈夫でしたか?
まずは、今すぐできる地震対策として家の中を片付けて、万が一のときに物に圧迫されて危険な状態にならないようにすることからはじめましょう。家の中を整えることで、家具や電化製品などの転倒・落下を防止するために必要な方法や道具がはっきりするはずです。

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